〈日本にとって冷戦とは何だったか。冷戦にとって日本とはいかなる存在だったか？〉 1945年8月に崩壊した旧日本帝国の空間をいかに管理するかをめぐる同盟国間の対立が激化、ここにこそ冷戦、とりわけアジア冷戦の起源があるという認識から、本書は出発する。 連合国という同盟関係は、枢軸国という敵の消失とともに内部での齟齬が拡大し、12月のモスクワ外相会議において形式的にも終焉を迎えた。そして同時に、のちのサンフランシスコ条約の規定にいう、旧大日本帝国が「放棄」した台湾、朝鮮半島、千島、満洲といった地域の主導権をめぐって、英米ソ中の各国による主導権争いが始まる。モスクワのケナン臨時大使が、冷戦の開始を告げる著名な電文を送るのに先立つこと2ヵ月前のことである。帝国崩壊後の日本列島やポスト帝国空間の管理をめぐる対立こそ、広島への核兵器投下が核時代への移行を告げたこと...(展开全部)

〈日本にとって冷戦とは何だったか。冷戦にとって日本とはいかなる存在だったか？〉 1945年8月に崩壊した旧日本帝国の空間をいかに管理するかをめぐる同盟国間の対立が激化、ここにこそ冷戦、とりわけアジア冷戦の起源があるという認識から、本書は出発する。 連合国という同盟関係は、枢軸国という敵の消失とともに内部での齟齬が拡大し、12月のモスクワ外相会議において形式的にも終焉を迎えた。そして同時に、のちのサンフランシスコ条約の規定にいう、旧大日本帝国が「放棄」した台湾、朝鮮半島、千島、満洲といった地域の主導権をめぐって、英米ソ中の各国による主導権争いが始まる。モスクワのケナン臨時大使が、冷戦の開始を告げる著名な電文を送るのに先立つこと2ヵ月前のことである。帝国崩壊後の日本列島やポスト帝国空間の管理をめぐる対立こそ、広島への核兵器投下が核時代への移行を告げたこと...(展开全部)

カナダの大学で学生に向け語られた、広い視野からの現代日本思想史前篇。ファシズム支配下の日本知識人の軌跡を通して「転向」の事実と意味を問い直し、それが日本の精神史を貫く「文化の鎖国性」という特質と通底することを明らかにする。知識と思想のあり方に反省を迫る独自の日本文化論でもある。 目次 一九三一年から四五年にかけての日本への接近 転向について 鎖国 国体について 大アジア 非転向の形 日本の中の朝鮮 非スターリン化をめざして 玉砕の思想 戦時下の日常生活 原爆の犠牲者として 戦争の終わり ふりかえって

1960年代～70年代にかけて写真の黄金期といえる時代につくられた写真集の中から、希少本、私家版など含め、60作に及ぶ選りすぐりが収録されています。歴史的に重要な写真集から集められた作品は多種多様で、写真の世界の奥深さを感じることが出来ます。

【内容简介】 在这部“二战”史经典著作中，美国历史学家约翰•托兰描述了日本于1936—1945年间和希特勒的纳粹德国遥相呼应，在亚洲发动战争，侵略中国，蹂躏东南亚各国人民，偷袭珍珠港，与盟军在太平洋战场展开激战，直至最后被迫投降的历程。 本书史料极为丰富，许多材料出自当时美、日两国的战时档案，战时日本的公卿贵族、重要军政头目和参战当事人也提供了大量第一手史料。作者根据史实，生动地描绘了一幕幕战争的残酷场面，揭露了日本战犯制造战争的内幕，以及战争给人类带来的巨大灾难。 此书英文版于1970年在美国出版后即成畅销书，并获1971年度普利策奖，在西方读者中引起强烈反响。 ------------------------------------------- 【编辑推荐】 ◎普利策奖获奖作品，二战史经典著作，畅销欧美数十载 ◎跳脱抗战叙事和盟军视角，更多的从...(展开全部)

【内容简介】 在这部“二战”史经典著作中，美国历史学家约翰•托兰描述了日本于1936—1945年间和希特勒的纳粹德国遥相呼应，在亚洲发动战争，侵略中国，蹂躏东南亚各国人民，偷袭珍珠港，与盟军在太平洋战场展开激战，直至最后被迫投降的历程。 本书史料极为丰富，许多材料出自当时美、日两国的战时档案，战时日本的公卿贵族、重要军政头目和参战当事人也提供了大量第一手史料。作者根据史实，生动地描绘了一幕幕战争的残酷场面，揭露了日本战犯制造战争的内幕，以及战争给人类带来的巨大灾难。 此书英文版于1970年在美国出版后即成畅销书，并获1971年度普利策奖，在西方读者中引起强烈反响。 ------------------------------------------- 【编辑推荐】 ◎普利策奖获奖作品，二战史经典著作，畅销欧美数十载 ◎跳脱抗战叙事和盟军视角，更多的从...(展开全部)

冷戦の起源は，実は「大日本帝国」崩壊後の空間をめぐる米ソ英中の地政学的なせめぎあいの中にあった――第二次大戦後の東アジアから始まった冷戦がグローバル化していく過程と，その冷戦構造が日本政治に「内部化」され，最終的に55年体制が成立するまでの過程とを，旧ソ連の膨大な史料を駆使しながら鮮やかに描き出す．

アジア・太平洋戦争の「清算」は、一九五一年締結のサンフランシスコ講和を始めとする一連の条約で終えたはずだった。だが八〇年代以降、教科書、慰安婦、靖国神社、そして個人補償請求と問題が噴出。日本政府は司法の支持を頼りに、一連の条約を「盾」とし跳ね返してきたが、世界の民主化、人道主義の浸透の前に政策転換を余儀なくされつつある。戦後日本の歴史問題の軌跡を追い、現代国家はいかに歴史と向き合うべきかを問う。

太平洋戦争が終わり荒廃した国土から出発した日本は、劇的な変貌を遂げて、経済大国への道を歩み始めていた。「戦後」のこの時期は未曾有の創造的エネルギーに満ち溢れ、日本の写真界に新しい生命を吹き込んだ。伝統と近代化のはざまにあって苦悩する日本の姿が傑出した写真家たちによって描きとられた。

日本近代思想史的巨人，將美國「實用主義」引入日本的第一人 朝日新聞社「大佛次郎賞」得獎作者，三十年長銷不墜的思想史巨作 作家、資深譯者邱振瑞　專文導讀 全面討論1931至1980年間，日本知識分子如何面對時代所帶來的巨變與衝擊，深入了解日本思想底蘊的必讀作品 《戰爭時期日本精神史》與《戰後日本大眾文化史》是鶴見俊輔先生於一九七九年九月至一九八○年四月，在加拿大蒙特婁的麥基爾大學的講課紀錄，後整理成書出版，至今仍是長銷不墜的思想史佳作。 一九九九年，作家大江健三郎出版了《空翻》一書，描述日本兩位重要的宗教領袖，突然推翻自己所傳布的所有信仰。這個讓信眾譁然的宣言，如同原地翻筋斗，所以稱之為「空翻」。一個人的想法為何會產生一百八十度的改變呢？又或者說，人在怎樣的情況下，會有一百八十度、令人匪夷所思的「轉向」呢？「轉向」一詞會是《精神史》一書的核心概念，鶴見...(展开全部)